勘違いされてる方もいるようです。甘酒は2種類あるんですよ!

こんにちは。先日のお店の会議で知ったのですが、もしかして皆さんの中で、間違えて理解している方もいるようですので、今回は改めて説明したいと思います。

今日本で商品化されている甘酒って、実は大きく分けて2種類あるんです。

●酒(日本酒)の粕から作る甘酒

●米と麹から作る甘酒

の2種類があります。 ここ数年人気の出てきている健康にも美容にもいいとされている甘酒は、後者の米と麹から作る甘酒のことをいいます。でも、ここ北海道では、前者の今、缶でも売られている酒粕から作る甘酒が売れているそうなんです。

甘酒=今まで飲んでいた甘酒

だと思っている方がいるそうです。 ちなみに、酒粕から作る甘酒は、栄養は何もありませんからね。逆に砂糖がタップリと入っているので、血糖値に気を付けて下さいね。

森永の甘酒缶が、今売れすぎてなかなか入ってきませんが、この甘酒は栄養はないですからね。

なので、もう一度言います。今話題の体にも良くて、美容にもいい甘酒は

米から造る甘酒のことです。

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<では、米の甘酒とはどんな甘酒か?>

甘酒は、もともと夏に大変良く飲まれていました。
特に江戸時代、その頃の平均寿命は50歳以下でしたが、
当時、亡くなる方は夏に集中していました。
栄養が不足しがちな季節なんですね。
そこで、夏バテ防止の栄養ドリンク剤として、
皆こぞって甘酒を飲んだんだそうです。
俳句の季語を調べると、甘酒は夏の季語になっています。

何がどう栄養ドリンク剤なのか・・・。

甘酒は飲んですぐエネルギーに変わる大量のブドウ糖(総量の20%以上!)、
大量のビタミンB群(人が1日に必要な量の3倍!)、
人が体内で作れない必須アミノ酸も含んでいます。
そしてその成分はなんと点滴とほぼ同じなのです。

病院で行われる点滴は、ブドウ糖溶液とビタミン溶液、
そしてアミノ酸溶液を血管から補給するものですから、
それらを多く含む甘酒は点滴と同様の効果が得られるということで
「飲む点滴」と言われています。
だから飲むとすぐ元気になる。

甘酒は麹菌の働きで作られますが、麹菌が繁殖する時、
ビタミンB1、B2、B6、パントテン酸、イノシトール、ビチオンなど、
すべての天然型吸収ビタミン群を作って米麹に蓄積させ、
それが甘酒に溶出されます。
まさに甘酒は総合ビタミンドリンクなのです。

天然の必須アミノ酸を最も多く含む飲物でもあります。
米の表面はタンパク質が多く、そこに麹菌が増殖すると、
タンパク質分解酵素を出して分解し、アミノ酸に変えてくれるのです。

さらに美容にもいい。
麹に由来する食物繊維とオリゴ糖が腸内環境を整えるので、
便秘や肌荒れなどを予防・改善し、体内の有害物質の排出にも役立ちます。
保湿効果があるビタミンB2やB6も豊富なので、脂質の代謝も促進してくれます。
抗酸化作用もあり、美白作用、さらには抜け毛にも効果的なのです。

さらにさらに、ペプチド(たんぱく質を酵素で分解してできる物質)
の一種である「アンギオテンシン変換酵素阻害物質」という物質は、
「天然の降圧剤」と言われ、ある種の高血圧症の人に効果があります。

麹から作る甘酒はアルコール発酵する前のソフトドリンクなので、
消化・吸収がよく、年齢に関係なく、どなたにも飲んでいただけます。

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ということなんです。

では、米の甘酒ならなんでもいいの?って事ですが、それは明日説明します。

ではでは!!

デイリーショップ ヤマモト
住所:中川郡幕別町宝町75
電話:0155-54-2731
営業時間:8:30~20:30 (月~土)
9:00~17:30 (日曜日)
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